【ORASローテ】強運マンダガルド【永遠のローテチーム戦】

わたらいさん主催の永遠のローテチーム戦に参加しました。
オンレポート兼構築記事になります。

 

 

 

 

対戦まで

大会開催が告知されてすぐ、ローテで幾度となく戦っているメカトルさんをお誘いましたが、多忙ということで断念。

まるちやんさんとJUNさんがチームメンバーを探していたので、お声がけしたところ快諾いただきました。

 

 

チーム名は話し合ったところ#ブイブイランドwinになりました。

それぞれの好きなポケモン
リン イーブイ
まるちやんさん ランドロス
JUNさん ウインディ
をくっつけたものです。ブイブイ、やたら主張激しいな。

ポケモンのかぶりなしのチーム戦ということで、
パーティ決めをしなくはいけません。

他のお二人とも得意な軸を持っている方かなと思ったので先に好きなポケモンをピックしてもらって、自分は残りから組むことにしました。

もう一つ、相手の並びを意識せず、対応範囲の広い強い構築を組めるよう考えていました。前回の反省。


早い段階でJUNさんがお得意のクチート軸、まるちやんさんはガルーラから組みたいと決めていたので、私は残りのメガシンカから順当に一番強いボーマンダを選択。

なぜか最強の鋼枠のギルガルドが残っていたのでマンダガルドの構え。

裏に添える枠として、ゴールデンローテオンでめもさんが使用していたこごえるかぜポリゴン2が強そうに見えたので採用。

この3匹を固定としてチームメイトに相談。
回答としては
・サザンが重いのでフェアリーはほしい
・相手の電気打点を受けたい
・ガルドポリ2で詰めるために回りは上から取り切る並びが良い

ということでした。

これを受けてまずは地面タイプ。ドサイドンやヌオーとも迷いましたが、上から取り切る、を意識してマンムーを選択。
続いてフェアリータイプ。ニンフやマリルリともかなり迷いましたが、最終的にはキッスを起用。足が速いこと、補助技の豊富さから来る相手への圧力、決め手はメカトルさんが下記の記事で紹介していたきょううんピントキッスを使ってみたいというところから。

mecator.hatenablog.com

フェアリータイプであり、かぶりなしチーム戦で採用されやすい壁積みにごり押しが効くこと、クチート軸に対する駒になることなど、強そうな要素がいっぱい。

この5匹を並べてみると雨パやヒードランに勝つ気がないので、補完枠として水ロトムを採用して完成。

 

 

ボーマンダ

 

ボーマンダボーマンダナイト(いかく・いじっぱり)189(148)-181(76)-103(20)-117(0)-102(12)-152(252)おんがえし/はねやすめ/じしん/りゅうのまいぽけっとふぁんくしょん!

 

ギルガルド

 

ギルガルド@たべのこし(バトルスイッチ・ひかえめ)161(204)-49(0)-170(0)-112(252)-170(0)-87(52)シャドーボール/ラスターカノン/キングシールド/みがわりぽけっとふぁんくしょん!
 
ポリゴン2

 

ポリゴン2@しんかのきせき(トレース・ずぶとい)191(244)-78(0)-156(252)-126(4)-116(4)-81(4)こごえるかぜ/じこさいせいイカサマ/どくどくぽけっとふぁんくしょん!

 

マンムー

 

マンムー@いのちのたま(あついしぼう・ようき)185(0)-182(252)-101(4)-76(0)-80(0)-145(252)こおりのつぶてつららばり/じしん/ばかぢからぽけっとふぁんくしょん!

 

トゲキッス

 

トゲキッス@ピントレンズ(きょううん・ひかえめ)173(100)-52(0)-116(4)-188(244)-136(4)-120(156)エアスラッシュマジカルシャインかえんほうしゃ/いやしのすずぽけっとふぁんくしょん!

 

ロトム

 

ロトム水@こだわりメガネ(ふゆう・ひかえめ)157(252)-72(0)-127(0)-188(252)-128(4)-106(0)ハイドロポンプ/10まんボルト/あくのはどう/トリックぽけっとふぁんくしょん!
 
選出
選出の基本はマンダマンムーガルド+ポリ2
壁やクチートが見えたらトゲキッス
雨相手は水ロトムを使い潰すと簡単に決めていました。

 

 

対戦編

事前考察

めもさん
正味わからない。
使っているポケモンは数多く、未知の並びが来る可能性も十分あるため、相手の狙いを見極めないといけない。

対戦結果

めもさんのパーティはゴールデンローテオン準優勝のときに使用したジバコマンダポリゴン2。未知の並びとは。
めもさん側にとっても実績と信頼のあるパーティをそのまま持ってきた形でしょう。

何を隠そう自パーティのリスペクト元なので相手の持ち物技調整まで頭に入っています。

相手の選出はこちらのマンダを厚く見る意味でも基本のジバコマンダ裏ポリ2が確定枠。対マンムーで動けるマリルリもほぼ来るでしょう。

こちらもジバコイルがきつくて選出を崩せないのでマンダマンムーガルドポリゴン2で選出しました。マンダジバコを早急に潰してマンダで一掃かガルドでの詰めを狙いたいところ。

 

相手の表は予想通りのマリルリジバコマンダ、裏ポリ2でしょう。

うまくマリルリの攻撃にキンシルを合わせて裏のポリゴン2を引き出すことに成功。ポリ2を起点にみがわりガルドで荒らしていきます。

しかしマンダの竜舞読みで先に削ろうと回したマンダにジバコイルのアナライズメガネラスカが直撃。立て直す隙に相手のマンダに竜舞を先に積まれます。

9ターン目、ばかぢからでポリ2ジバコのどちらかを倒しに行ったところでマンダを合わせられてマンムー出落ち。マンダにつぶてを押せるよう残すことができない(ばかぢからを撃ちに行ってる)時点でめもさんの術中にはまっていました。

この後、ガルドポリ2で粘りに粘ってマンダが同速対決に勝てれば勝ちまで持ち込みましたが、同族負けで敗退となりました。

めもさんの動きが強く、自分の動きに一貫性がなかったです。猛省。

 


あらずぃおさん
事前考察
主にトリプルで活動されている方ですが、めもさん主催のローテ大会でも好成績を残されているので慢心はできません。先鋒のななぱーせんとさんvsJUNさん戦でななぱーせんとさんがリザガブボルトを軸にしたグッドスタッフ基調を使用していたという情報が入っていたため、あらずぃおさんが使用するのは雨軸かクチートトリルが濃いかなと思っていました。
直前にトリプルフリーで当たったときはバンドリマンダだったため、砂軸も警戒していた。バンギどうすんのこれ。

 

対戦結果

予想どんぴしゃり。トノグドラ+ガルーラの形。対雨として考えていたマンダガルドロトムを選出しますが、この形だと雨の裏選出のサンダーニンフがきつい。
ガルニンフをおいかぜを絡めて押してこられると全滅しかねない。

ギリギリまで他の選出パターンも考えましたが、時間内に良い形が思いつかなかったので最初に考えた選出にしました。

相手の表選出はトノグドラナット。おそらく裏はガルーラでしょう。警戒していたサンダーニンフがいないということでかなりの出し勝ち。

ガルドと水ロトムで雨ターン稼いでいる間に、相手ナットレイはあまりパワーがなく草技かジャイロがないことが判明。ギルガルドを回すリスクがかなり小さいということで大きい情報アドバンテージ。

雨ターンを使い切らせたところでニョロトノにメガネ10万ボルトを合わせて処理に成功。裏からガルーラが出てきます。

十中八九グロウパンチが飛んでくるのでギルガルド回して咎めることも考えましたが、強気の地震だった場合一気に厳しくなるのでロトムを切り気味に10万選択。

相手はやっぱりグロウパンチ。しかし、返しのメガネ10万が急所に当たってガルーラが1発K.O.

この幸運でかなり楽になったので、残数に気をつけながら詰めて勝利。

たとえグロウパンチを許してもマンダガルドでまだ択ができると判断した消極的な回し方だったので、急所にあたらず択になった場合どこかで一気に持って行かれたかもしれません。

 

ナノカさん
事前考察
今まであまり交流する機会がなく、新参者の自分には見えている情報があまりありません。

一応直近で記事が残っているサザングロスウルガドサイの形を警戒。めもさんのときもそうでしたが、信用と実績があるなら来る。

直前のオンレポートや好むお互いのパーティを見るにいかに致命的な択を先に当てるかのゲームにはなりそう。

こちらのガルドを誘い出されて刈りとられると敗色濃厚なので、ガルドの初手みがわりを押さないことだけは決めていました。


対戦結果


クチートラティアスウルガドサイ ニアピン賞は言い過ぎだけど±1,000円くらいの誤差。

刺さっているキッスは確定。ドサイドンとの択ゲーに備えてマンダガルドを表、ブルンゲルを毒で処理するため、裏ポリゴン2を選出。

相手の表はラティウルガクチート、裏はブルンゲルでしょう。

こちらは即決でキッス火炎放射、ウルガモスと放射のお見合い。

ガモスとキッスのS関係がバレますが、「こちらがクチートをキッスの放射で処理しようとしている」と想定しないだろうと見て連打。外してもまだマンダガルドで足し算できるので強気に。

クチートが回り、急所火炎放射で焼却。

こちら視点はズルじゃないと思っているズルです。ブルンゲルが出て後半戦。

クチートを失ったお相手はラティかウルガで展開するのが勝ち筋ですが、ウルガはマンダを倒すのに苦労するので気をつけるのはラティ寄りか。

まだガルドは回したくないのでキッス切り気味にマジカルシャイン

ラティのめいそう、急所は引かず。ここでラティがマンダの恩返し圏内かなと見て選択。ラティ回すにしても冷凍ビームやドラゴン技はまだ押せないでしょう。

ウルガモスに恩返しが直撃してダウン。ほのおのからだが発動してやけど。

ブルンゲルが前に来たので、やけどしたマンダを下げつつポリゴン2を前に出し、のろわれボディをトレースします。

1めいそうショックがポリゴン2に半分入らない、降参を頂きました。


ここでトゲキッスの強さを確信。相手からは分からないほのおタイプであること、スカーフとの認識のずれにつけ込めることは想像以上に強い。

 

ここまで3戦で、チームとしては2勝1敗。最終戦のしえるさんに勝てないとチームの抜けはありません。

 


しえるさん
事前考察
実はしえるさんのPTは事前にほぼ一点読みしていました。

めもさん主催のローテ大会で優勝した並び、スカーフキノガッサ+メガクチート+トリル(クレセリア)。直近で信頼があり実績も備えているので、取り巻きが多少変わろうともこの軸は崩さないだろう、と。

そもそもガルドポリ2でごまかせないようなクチート軸はこちらのパーティの構造上とてもしんどいので、このパーティ以外を想定するのはかなり楽観的な予想でしょう。

先鋒の抹茶ババアさんvsJUNさん戦でサザンガルガルを使用していたという情報が入り、ガルーラは使えないという点から上記の軸で来る予想は確信レベルまで上げていました。

ポイントはスカーフキノガッサが出るかどうか?
この一点でめちゃくちゃ悩みました。

こちらにはガッサキラーであるマンムーとキッスがいますが、それはあくまでも見た目上の話。

実際には両者ともスカーフガッサに上から寝かされてしまいます。

マンムーの珠こおりのつぶてをガッサは1発耐えて来るので、ピンポイントでつぶてを当てたとしてもどこかの足し算で倒すことが必要になります。

たとえマンムーキッスがどんなに厳しくとも、トリルクチートの障害になるガルドポリ2の動きを制限するためにリスクを負ってでもガッサを出す選択は十分あります、というか私なら出す。

とにかくガッサ絡みの択ゲーで主導権を握られかねないですが、ガッサが出る・出ないにかかわらず両方に勝たないといけません。

まずはクチートを暗殺するためキッスの表選出を確定。ここにマンダガルドを添えると電気のごり押しが厳しいです。マンダoutマンムーin。キッスマンムーガルド、これではリザYが止まらないか。

裏にガルドをおいてマンダマンムーキッス。これがベターかな。マンダは必要だけど一番刺さってないのでガッサが来たとき寝かせるのはマンダから。

 

対戦結果

予想通りの並び、繰り返しますがガッサはスカーフ一点読みです。

キッスとガルドからの打点が乏しいヒードランに少しひるみますが、マンダマンムーキッス裏ガルドで決めていた通りの選出。

相手の表はクレセドランガブ、ドランの着地の瞬間の砂ぼこりを確認。

裏はクチートでしょう。ガッサは出なかったか。スカーフキッス警戒したら出ないか。と、ここで気がつきました。相手の出し方、キッスのスカーフトリックが刺さってます。

クレセにトリックが刺さるのは致命的。ガブリアスもこちらの裏に控えているガルドを崩すためにはこだわりたくない。

つまり、ここでトリック読みで出せるのはヒードランだけ。

実際はこちらのキッスはスカーフでもなんでもないですし、相手からはどう見えたか本当のところは分かりませんが、ここは直感を信じてドラン狙いの地震を押したい、風船でないことは分かっています。

マンムーとマンダのどちらで地震を押すか。ここでドランを倒すと裏クチートの威嚇を受けます。

A-1のマンムーの珠つぶてでガブリアスはどんなに硬くても半分以上入る。マンダは竜舞恩返しでクレセをゴリ押す目がまだ残っている。

マンムー回して地震選択。

ヒードランに直撃してダウン。

裏からクチートが出てマンムーに威嚇が入ります。まだキッスの型が割れていないので、ガブクレセを回しにくい状況は変わらないでしょう。

ここはキッス回して放射選択、マンムーに威嚇が入ってクチート回せるタイミングでしょうし、ガブクレセを回されても即致命打にはならないと見えたのでこちら視点は安定。結果クチートが居座り放射が合わさる。

急所当たれば吹っ飛びますが、当たらず。しかしやけどを引く。大きい。つぶてかやけど1回の圏内。

返しのアイヘも耐えてくれたのでキッス生存。クレセリアにトリルめいそうされますが、ガブクチ牽制のつぶて連打がクチートに合わさって処理に成功。

すべての役割を果たしたキッスを切ってみがわりガルドを場に出します。マンダガルドで詰めたところで降参を頂きました。

 

という訳で個人3-1でした。全体的に運もかなり良かったです。

チームとしては残念ながら負けてしまいましたが、個人成績もよく大満足。

 

個々の紹介

ボーマンダ
大エース、全試合選出。めもさんのマンダとの同速に勝っていればというところは悔やまれますが、大活躍だったと思います。
うちのポケモンのニックネームは襲名制を採用しているので、どのマンダもたつまきです。

ギルガルド
こちらも全試合選出、お疲れ様でした。見返すとガルドの回し方がかなりワンパターンだったので、つけ込まれないようにしたいな。
パーティの中身見えている側としてはボルトロスめちゃ重いので、おだやかの毒ガルドを持って行くか最後まで悩みました。
しかし、お正月に引いたおみくじには「勝負…控え目にして勝算あり。」と書いてあったのでひかえめにしました。間違いはなかったです。
ニックネームはあやかし。妖刀っぽいので。

ポリゴン2
3試合選出。名ストッパー。裏にクッション置いておくと便利。
パーティ全体が中速に固まっているので、こごえるかぜで縛り返せるのも強かったです。
ニックネームはからくろいど。風来のシレンに出てくる機械じかけのモンスターから。

マンムー
2試合選出。選出画面での圧力はトップクラス。サンダーと3回当たりましたが、1回も出てきませんでした。連続技や先制技を自然に組み込めたり、氷タイプのわざを半減に押さえたりと、偉い要素は多かったです。ガブと違ってつるぎのまいがないので壁積みに勝てないのは短所ですが、キッスがうまく補ってくれました。
ニックネームはウエハース。おいしそう。

トゲキッス
2試合選出。文句なしのMVP。マンダと弱点がかぶるのが気になってニンフに変えるかギリギリまで悩んでましたが、キッスを信じて良かったと思います。
参考元のメカトルさんの言う通り、火炎放射がめちゃくちゃ強かったです。今大会では4回動いて2回急所に当てたので、50%の確率通りでした。もう一回リンク貼っておきます。

mecator.hatenablog.com

ニックネームはゆきかぜ。トゲキッスに似合って、かつ考え得るかぎり一番幸運な名前をつけてあげようと頭を絞りました。雪風はするどいつめよりピントレンズ持ってる方がかわいいと思います。

ロトム
1試合選出。雨に投げる枠として採用し、あらずぃおさん戦で大暴れしてくれたので満点。
ニックネームはすいりゅう。ちなみにヒートロトムは「かねつ」と付けています。


後日この6匹で突発ローテ大会に参加(6人規模)し、準優勝でした。まためもさんに負けた……

全体的に中速気味でS操作も軽視しているので噛み合いで勝ってた感じです。択当ててるときは強い、僕好みの構築でした。

今回のトゲキッスで相手との認識のずれを利用して立ち回ることを学べたので、今後に活かそうと思います。

謝辞

構築の相談をしてくれたチームメイトのJUNさんとまるちやんさん、本当にありがとうございます! 
メカトルさん、トゲキッスは本当に強かったです。また戦いましょう。

運営のわたらいさんと弥生さん、お疲れ様でした。円滑な運営でよかったです。

BV見る枠を取る側として私も参加します。初めてなのでどきどきですが、しっかりやります。連休は広島に旅行に行くのでその後にさせてください。お待たせして申し訳ない。

 

最後に

note.com


上位禁止のローテ大会があります。

毎週火曜日の21時から私のツイキャスにて考察と練習フリー枠を取ってますので、お時間あればご来場ください。

ローテはまだ終わりません。