最近ローテの和もじわじわと広がってきているようで嬉しい限り。
ローテ始めてみたけどなんもわからん!難しい!みたいな意見を見かけたので、自分の考えの整理も兼ねて書き殴ってみます。
もちろん、あくまでもローテ歴1年程度のりんというプレイヤーの一意見です。あしからず。
歴戦のローテ熟練者の方にツッコミを受け、議論のたたき台になることを願って書いています。暖かい気持ちで読み流してください。
目次
ここでは
1匹目を 前衛 2~3匹目を後衛
4匹目を控え と呼ぶことにします。
1.控えに置くポケモンを決める
個人的に一番重要なポイント。
特有の交換のしにくさから
ローテの試合は前衛+後衛で殴り合ったあと、控えのポケモンが出てきて決着、という流れになることが多いです。
控えのポケモンが出る≒試合終盤ということなので、どういったゲーム展開に持ち込むか、をある程度考えた上で任せたいところ。
一例として、控え適正が強い役割は
(1)掃除役になれる
ex.先制技(カイリュー、ファイアロー),高速(ガブリアス,メガボーマンダ)
(2)詰めに向けて強力な場を作れる
ex.追い風(ファイアロー,エルフーン),トリックルーム
(ブルンゲル,シャンデラ),天候(ニョロトノ)
(3)相手の展開を後出しで切り返せる
ex,キングシールド(ギルガルド),優先度+1のアンコール(エルフーン)
など
エルフーンやファイアローは複数の動きを兼ねられるのが優秀ですね。
2.控えのポケモンと相性が良いポケモンを前衛・後衛に出す
1で選んだ控えのポケモンの苦手なポケモンを排除する構成にするか、一貫性を周りで強めるか、前衛のスーパーエースを立てるか、がプランとしては立てやすいと思います。
ここでは鉢巻カイリューを控えに選び、鉢巻神速連打で相手を倒していくことを狙う、という例を考えてみます。
鉢巻神速は通りが良く、多くの相手に先制して出せる高水準の打点ですが、ゴーストタイプに無効化されますし、基本的に体力満タンの相手を確定1発にできる訳ではありません。
ここで前衛・後衛に求められる仕事は、
①神速の効かないポケモンを処理する
②神速で倒せるところまで相手を削る
この2つがメインと考えられます。
①は障害になるギルガルドやブルンゲルには退場してもらう必要がありますので、その辺りを倒せる算段は立てておきたい。炎や地面、電気や悪タイプのポケモンの力を借りましょう。
②は少し事前の計算や構築単位で工夫が必要。無振りガブリアスは鉢巻き神速でだいたい4割入るので、その前に6割削っておく、という感じです。
ちょっと説明がわかりにくいかもしれませんが、こういう考えに基づいて僕は選出の大枠を決めることが多いです。
3.前衛・後衛の間でタイプ相性を整えて配置
ここからは余裕があったら、のオプションではありますが。
たとえばサザンドラとガルーラを並べると、相手のボルトロスが嬉々として気合玉振り回してくるよなぁ、とか。
どうしようもなく1ターンで試合終了、とはならないように最低限注意したいところ。
4.登場時に発動する特性、ふうせん等を気にして配置
考慮したいのは威嚇と天候特性、ふうせん持ちを前衛、後衛に出す場合。
クチートやボーマンダは威嚇できるけど威嚇を入れたくないので、威嚇を入れるために前衛に置く場合のリターンはどうだろうかと考えて選出。
以上が自分が選出の際に考えている点です。
2体以上の並びや構築の組み方まで考えた方が実戦的かもしれませんね。
それでは、ローテフリーでお待ちしています。